好奇心ギャップ (Curiosity Gap)

好奇心ギャップ(Curiosity Gap)とは、ユーザーエクスペリエンス(UX)で言及される心理学的現象で、ユーザーが情報の欠如を埋めるために興味を持ち、行動を起こすように仕向けるUX手法です。好奇心ギャップは、ユーザーが知りたいと思う情報を適度に隠すことで、彼らの関心を引き付け、さらなる探求を促します。

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好奇心ギャップがなぜ効果があるのか

好奇心ギャップが機能する理由は、人間は知識や情報に対する欲求は、人間の根本的な欲求の1つであり、未知の情報を知ることに対する強い駆り立てられる力が働くためです。そのため、好奇心ギャップを利用することで、ユーザーは関心を持ち続け、最終的に情報や製品に対する満足感を感じることができます。

好奇心ギャップの参考例

マッチングアプリ「Tinder」ではユーザーをLike(いいね)した人の画像をぼかしの後ろに隠すことによりユーザーの中の好奇心ギャップを作り、ギャップの解消を課金行動に繋げています。

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記事の著者
松下村塾株式会社 代表 ウルフ松陰    Twitter
松下村塾株式会社の代表として、国内外の企業にデータドリブンなグロース戦略とUXデザインを提供。LIFULLやTinderなどの大手企業で成果を上げ、データ活用による成長支援に注力しています。2016年にグッドデザイン賞を受賞し、現在はデータ分析による成長に基づくビジネス書を執筆中。
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